対中貿易協議、あらゆるレベルで再開-クドロー米NEC委員長

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  • 「協議しないよりするほうが良い」とクドロー氏、結果予測は控える
  • 劉副首相が非公式協議のため近くワシントンを訪れる-米商務長官

トランプ米大統領と習近平中国国家主席の会談の予定に先立ち、米中両国は貿易に関して政府の「あらゆるレベルで」接触を再開したと、ホワイトハウスのクドロー国家経済会議(NEC)委員長は述べた。

  クドロー氏は13日にCNBCとのインタビューで、貿易交渉で中国が米国の要求に応じる確証はないが、「協議しないよりは協議する方が良い」と述べた。ロス商務長官はこの日の会議で、中国の劉鶴副首相が「何らかの非公式協議」を進めるため、恐らく近いうちにワシントンを訪れるだろうと発言した。

  11月30日、12月1日の両日にアルゼンチンで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に備え、米国は中国と「再び対話している」ほか、「米中政府のあらゆるレベルでコミュニケーションを取っている」とクドロー氏は話した。協議の結果についての予測は控えると話した。

  ムニューシン米財務長官と劉副首相が9日に電話で貿易について協議したと、事情を知る複数の関係者は明らかにした。慎重を要する問題であることを理由に匿名で語ったこれら関係者らによれば、今回の話し合いで具体的な成果はなかった。

  中国の李克強首相はシンガポールでの13日のイベントで、「われわれは米国側と交渉する意思がある」と述べた上で、交渉は相互の尊重と誠実さに基づいて行われるべきだと主張。中国と米国は「双方に受け入れ可能な解決策を見いだすことのできる」知恵を備えていると確信すると語った。

  李首相は米中両国が貿易以外の分野でも摩擦が起こっていることを認めた上で、これは対話によって抑制・解決することが可能だとし、「われわれがお互いの核心的利益や主な懸念を尊重すれば、争いを封じ込め、解決できるだろう」と述べた。

  

中国の劉鶴副首相

Qilai Shen / Bloomberg

  中国外務省にファクスで劉副首相とムニューシン長官の会談についてコメントを求めたが、これまでに返答はない。

原題:Kudlow Says U.S. and China Talking ‘At All Levels’ on Trade(抜粋)

(米商務長官と中国首相のコメントを追加して更新します.)
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