デーリーSF連銀総裁:12月利上げを予想、19年は少なくとも2回

更新日時
  • 米経済は潜在成長率を上回るペース-就任後初のインタビューで発言
  • ソフトランディングに向けて漸進的利上げが必要、物価動向は楽観視

サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、潜在成長率を上回るペースにある経済をソフトランディング(軟着陸)に向かわせるために米政策当局者が漸進的な利上げを続けるべきだとの見解を示した。

デーリー総裁

フォトグラファー:David Paul Morris / Bloomberg

  デーリー総裁は10月1日の就任以来初のインタビューでブルームバーグ・ニュースに対し、「12月と来年少なくとも2回の追加利上げが必要になったとしても私は驚かない」とコメント。「私の予想では、それが必要になるのだと思う」と付け加えた。

  同総裁は11月の連邦公開市場委員会(FOMC)で初めて投票し、12月18、19両日開催のFOMCでも再び投票する。12月のFOMCでは今年4回目の利上げが見込まれている。

  同総裁はさらに、「経済動向は潜在成長率を上回っており、労働市場が活況」となる中、「ソフトランディングを生み出す方法で政策を正常化することは、困難だがやりがいある課題だ」と指摘。インフレ率については「不安を感じてはいない。実際のところ、目標に戻ってホッとしている。目標水準にとどまると楽観視している」と語った。

  デーリー総裁は中立金利に達した後に「どこへ向かうかは引き続き不透明だ」と述べた。

  同総裁はアイダホ州アイダホフォールズでの12日の講演後、名目中立金利を2.5-2.8%とみていると記者団に語った。9月のFOMC後に発表された予測中央値によると、金融当局者らは長期の中立金利を3%としている。

原題:Fed’s Daly Sees Possible December Rate Hike, Two 2019 Moves (2)(抜粋)

(中立金利に関するコメントを5段落目に追加して更新します.)
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