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Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

北朝鮮、少なくとも13カ所の未公表ミサイル基地保有-米シンクタンク

  • 地下に基地、移動式ミサイル発射装置も備える-CSIS報告書
  • 日本と韓国を射程に収めるべく戦略的な場所に配置
Right Idea, Wrong Approach by Trump on Nuclear Pact
Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

北朝鮮は少なくとも13カ所の未公表基地でミサイル開発を継続していると、米戦略国際問題研究所(CSIS)のチームが報告書で指摘した。米トランプ政権は北朝鮮の核開発断念で進展していると主張してきたが、報告書の内容はこれと矛盾する。

  報告書によると、北朝鮮国内には小規模な開発基地が20カ所あるとみられる。うち13カ所は地下にあり、別の施設に速やかに移せるよう移動式の発射装置も備えている。これらの基地は発射拠点として設計されてはいないものの、短距離ミサイルや大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射も可能だという。

  CSISのチームは報告書で「朝鮮人民軍のICBM部隊がとった戦術は基地を小規模にして分散させるというもので、その技術や能力の最大限の生き残りを図っている」と指摘した。

  米朝間の北朝鮮の非核化に向けた合意に基づくと、これらの基地は申告され解体される必要があると考えられる。北朝鮮はすでに知られているミサイル発射拠点や核施設の廃棄を進めてきたが、実際の核開発プログラムにほとんど効果がなかったことを、こうした未公表基地の存在は示唆している。報告書の中で挙げられた基地は、韓国と日本をミサイルの射程に収めるべく戦略的な場所に配置されているという。

題:North Korea Has at Least 13 Undeclared Missile Bases, Study Says(抜粋)

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