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Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

あなたより賢い債券取引ロボットが登場、運用者に取引選択肢を提案

  • 「アビー2.0」、アライアンス・バーンスタインが導入
  • 膨大なデータを数秒で消化、人間の誤り発見や他のロボットと交信も
A trader monitors financial data inside the Frankfurt Stock Exchange, operated by Deutsche Boerse AG, in Frankfurt, Germany, on Friday, March 23, 2018. Stock declines deepened globally on Friday, with European equities sliding to the lowest in more than a year and gauges tumbling across Asia as the negative news cycle for risk assets continued.
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

ロボットがあなたの資産を運用する時代が、また一歩近づいた。

  アライアンス・バーンスタイン・ホールディングスはバーチャルアシスタントの「アビー」をアップグレード。アビーは今や、買ったり売ったりするべき債券を、トレーディングの容易さと価格、リスクに基づいてアドバイスすることができる。人間と異なりアビーは、あらゆる発行済み債券に関する膨大なデータを数秒のうちにすくい上げ、トレーディングの選択肢をポートフォリオマネジャーに提案することができる。

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アライアンス・バーンスタインの債券担当最高執行責任者、ジェフ・スコグルンド氏

Source: AllianceBernstein Holding LP

  アビー2.0は人間が気づかないような銘柄を見つけ出すほか、人間の間違いを見つけるとともに、他社のチャットボットと通信することもできる。アライアンス・バーンスタインの債券担当最高執行責任者(COO)のジェフ・スコグルンド氏が述べた。1月に導入された最初の電子アシスタントは正確な指示に従って注文をすることしかできなかった。

  「流動性を見つけ出し、素早く取引し、リスクに対処するために、人間と機械はこれまで以上に密着して働く必要がある」と同氏は述べた。 「人間の人材をより効率的に活用しスキルを有効に使うことが当社の望みだ」という。

  アビーは既に、アライアンス・バーンスタインの債券取引の60%以上を支えている。アップグレードされたバージョンは当初、米国の高利回り債と投資適格債を対象とし、今後数カ月で他の市場にも手を広げると同氏は語った。最終決定と取引執行は引き続き、人間に頼るという。

原題:Meet the Robot Who Knows How to Trade Bonds Better Than You Do(抜粋)

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