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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

ウォール街のボーナス、ほぼ全員が増加へ-M&A担当者だけは残念

  • 株式セールス・トレーディング担当者のボーナスは最大20%増も
  • M&A助言担当者は最悪の場合5%減も、絶対額は総じて多い
A pedestrian carries a briefcase while walking along Wall Street near the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Monday, Sept. 24, 2018. U.S. stocks fell to their lows of the day after reports that Deputy Attorney General Rod Rosenstein will leave his post.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

ウォール街では株式トレーダーや運用者、商業銀行バンカー、引き受け担当者など、ほぼ全ての職種で年末ボーナスが増えそうだ。ただ、M&A(企業の合併・買収)担当者だけは残念な結果になるかもしれない。

  報酬コンサルタントのジョンソン・アソシエーツが12日公表したリポートによると、金融業界の成績連動報酬は今年、昨年に続き幅広い職種で「緩やかに」増える見込み。

  同社の見積もりによると、株式のセールス・トレーディング担当者のボーナスは最大20%増える可能性があり、一方で投資銀行のM&A助言担当者は最悪の場合5%減が見込まれる。

株式セールス・トレーディング15 - 20%
プライベートエクイティー5 - 10%
投資銀行、引き受け5 - 10%
コーポレートマネジメント5 - 10%
ヘッジファンドと資産運用5%
債券セールス・トレーディング0 - 5%
富裕層向け・リテール・商業銀行0 - 5%
投資銀行、助言-5 - 0%

  ジョンソン・アソシエーツのマネジングディレクター、アラン・ジョンソン氏はインタビューで、「日々いろいろなことが起こり、トレーダーはボラティリティーの中で利益を出せる。ボラティリティーがひどく高いわけではないが、近年に比べれば高かった」と語った。

  リポートによれば、プライベートエクイティー(PE、未公開株)運用者は資金流入の恩恵を受け、株式と債券のセールス担当者も忙しい1年だった。部門責任者や経理担当者、弁護士などもボーナスが増える見込み。

  M&A担当者だけは減る恐れがあるものの、絶対的な金額は総じて高いという。

  リポートは2019年について、金融機関が地政学的な波乱や手数料引き下げ要求に直面する一方、技術革新によって雇用が減るとともに報酬引き下げが容易になると、暗いビジョンを示した。

原題:Bigger Bonuses Are Coming for (Almost) Everyone on Wall Street(抜粋)

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