アマリンの魚油由来の高脂血症治療薬、データが株価高騰を正当化か

  • 心血管系死亡リスクを低下させることで患者生存の可能性改善
  • 9月の暫定結果公表後、アマリンの株価は7倍に急騰

医薬品会社のアマリンは、高脂血症治療薬「バシーパ」が高リスクの心血管疾患患者の生存の可能性を改善させたとの長期試験結果を発表した。超大型薬となる可能性を秘めていることをさらに裏付けた。

  アマリンは、魚油から得られるエイコサペンタエン酸エチルエステル(EPA-E)を原薬とするバシーパが胸痛などさまざまな心臓合併症のリスクを25%減らしたことを示す同試験の暫定結果を9月に公表していた。それ以降、同社の株価は7倍に急騰したが、シカゴの米国心臓協会(AHA)の会合で10日発表された試験の詳細は、さらに有望な内容だった。死亡と心臓発作、脳卒中の3つに限定すると、バシーパは患者のリスクを26%減らした。

  バシーパはさらに、心血管系死亡のリスクを20%低下させることで患者の生存の可能性を高めた。アマリンをフォローするアナリストらは、バシーパが2023年までに年間10億ドル(約1140億円)超の売り上げをもたらす可能性があると予測する。

  アマリンのジョン・セロ最高経営責任者(CEO)は発表前の電話インタビューで、より幅広い患者グループを含めるためバシーパの処方情報の拡大を来年の早い時期に米当局に申請すると語った。現在の承認は一部の高リスク患者に限られている。

On the Way Up

Shares have surged since preview of trial results

原題:Data on Fish-Oil Pill May Justify Amarin’s Surging Stock Price(抜粋)

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