コンテンツにスキップする

英閣僚がまた辞任、兄のボリス・ジョンソン氏に続き-メイ首相に打撃

  • EUとの交渉は若干進展も議会からの承認という課題浮き彫り
  • 強硬離脱派の兄と親EU派の弟の2人とも辞任

欧州連合(EU)と離脱案で合意に達すれば、同案は議会で承認されるとのメイ英首相の希望は9日、思わぬところからつまずいた。親EU派の閣僚が辞任したためだ。

  ブリュッセルでの交渉は重要問題で若干の進展を見せたが、国内の状況は、一段と敵対的になっている議会からどうやって承認を得るかという、メイ首相が直面するより大きな難題を浮き彫りにした。

  9日に運輸担当閣外相を辞任したのは、7月に外相を辞任した強硬離脱派のボリス・ジョンソン下院議員の弟であるジョー・ジョンソン下院議員だった。ジョー・ジョンソン議員はメイ首相が進めている交渉は、EUのルールに永久に従う合意を行うか、それとも合意なしで離脱し壊滅的状況に陥るか、二者択一を迫るものだと批判し、2回目の国民投票が唯一の解決策だと主張した。

  立場が異なる兄弟2人ともが辞任したことは、メイ首相の折衷案が誰の支持も得られない可能性を如実に示した。

原題:May Loses a Minister as Brexit Progress Hits Snags at Home(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE