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中国人民銀:情勢の変化に合わせて先制的に政策調整へ-四半期報告

  • 人民銀が四半期金融政策実施報告書を9日に発表
  • 対米貿易摩擦が国内経済に打撃を与えている兆候

中国人民銀行(中央銀行)は9日に公表した四半期金融政策実施報告書で、世界の経済見通しは悪化しており、対米貿易摩擦が世界で2位の規模の国内経済に打撃を与えているとの兆候を受け、金融政策を微調整すると表明した。

  人民銀は同報告書で、「外部状況は重大な変化を遂げつつあり、下押し圧力が強まっている。また一部企業は事業運営が一段と困難になっており、長期的に蓄積したリスクがあらわになりつつある」と分析。「情勢の変化に合わせて先制的に政策を調整・微調整する」とした。

ポイント

  • 人民銀は政策を、将来を見据えた柔軟なものにするほか、「対象を絞る」と言明
  • 「慎重かつ中立的」な金融政策という表現を残す一方で、前回の報告書の「洪水のような強い刺激に断固反対」との文言を削除した
  • 人民銀は金融機関による中小・零細企業、民間企業支援を後押しする
  • 人民銀は貿易摩擦が中国の将来の輸出に比較的強い不確実性をもたらすと予想
  • 人民銀は「隠し債務」の増加を断固として抑制するとあらためて表明

  

原題:China’s Central Bank Ready to Tackle ‘Profound’ Economic Changes(抜粋)

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