米シェブロン:ベネズエラから撤退せず、経済危機悪化でも

  • 撤退検討とのWSJ報道をシェブロンの中南米責任者が否定
  • ベネズエラにコミット、長期にわたりとどまる計画と責任者のネフ氏

米石油会社シェブロンはベネズエラの経済悪化や人道危機の高まりにもかかわらず、同国事業を従来通り続ける計画だと、同社の中南米責任者が明らかにした。

  シェブロンのアフリカ・中南米担当プレジデント、クレイ・ネフ氏はインタビューで、「われわれはベネズエラにコミットしており、今後長期にわたってとどまる計画だ」と発言。同社が撤退を検討しているとの見方は「正確ではない」と指摘した。

  米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、ベネズエラの経済危機悪化により、シェブロンの経営陣はライバルのエクソンモービルやコノコフィリップスのように同国から撤退することを検討していると先に報じていた。シェブロンはペトロピアル重油改質施設など幾つかのプロジェクトに出資しており、同国に投資する海外企業最大手の1つ。同社は国営ベネズエラ石油(PDVSA)と提携している。

  ネフ氏は、「当社はベネズエラに進出してから100年近くになり、運営方法を分かっている。運営に熟達している上に、提携相手のPDVSAを信頼している」と語った。

  ただそれでも、シェブロンは8日の米当局への届け出で、ベネズエラの経済情勢悪化について警鐘を鳴らした。

原題:Chevron to Stay in Venezuela for ‘Many Years’ Despite Crisis(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE