インドネシアで墜落のボーイング機、なぜ飛行許可下りたか疑問高まる

  • 墜落前日に機体のセンサーが交換されていた
  • 同機を「飛行禁止にすべきだった」-専門家

インドネシアでここ20年で最悪の旅客機事故となった10月29日のライオンエア機の墜落について当局が解析を進める中、機器の不具合が繰り返し起きていた同機になぜ飛行許可が下りたか疑問が高まっている。

  インドネシア国家運輸安全委員会は7日、ライオンエアのボーイング737MAX8で機体の適切な角度維持に関わる迎え角(AOA)センサーから入力される情報が以前の運航時に誤っていたため、同センサーが墜落の前日に交換されていたことを明らかにした。また、墜落前の最後4回の飛行で対気速度計に関する不具合も生じていた。

救助隊が事故機のタイヤを回収

フォトグラファー:Azwar Ipank / AFP via Getty Images

  オーストラリアのコンサルティング会社、ストラテジック・アビエーション・ソリューションズのニール・ハンズフォード会長は「問題が繰り返し起きていた同機に飛行許可を下すべきではなかった。飛行禁止にすべきだった」と指摘した。

  就航したばかりで飛行時間わずか約800時間のこのボーイング機は、夜間のメンテナンス後に10月29日の飛行を許可されたと、ライオンエアは説明した。

着陸装置の一部が11月5日に海から回収された

フォトグラファー:Azwar Ipank / AFP via Getty Images

原題:Boeing Crash Clues Spark Questions Over Why Plane Cleared to Fly(抜粋)

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