【NY外為】ドルが114円台に上昇、ユーロは安い-加ドルは下落

更新日時

8日のニューヨーク外国為替市場ではドルがここ1週間余りで最大の上げ。米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利を据え置いた上で、「さらなる漸進的な引き上げ」の方針をあらためて示した。一方、ニューヨーク原油市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が弱気相場入りし、カナダ・ドルをはじめとする資源国通貨に重しとなった。主要10通貨ではユーロの下げが目立った。

  ドルは主要10通貨の大半に対して上昇。午後にストップロスの買いが誘発された。カナダ・ドルは約2カ月ぶり安値に値下がり。カナダと米国との貿易面での合意を巡り、米国による文書内容変更の動きにカナダが反発しているとの一部報道が流れた。

  サウジアラビア政府系シンクタンクが、石油輸出国機構(OPEC)を解体した場合の影響について研究を開始したと一部で報じられた後、WTIは弱気相場入り。カナダ・ドルは大きく下げた。

  円は対ドルで約1カ月ぶり安値。ユーロはクロス取引やストップロスの売りが影響して値下がりした。

  ニューヨーク時間午後4時35分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.6%上昇。ドルは対円で0.5%高の114円06銭。ユーロは対ドルで0.5%安の1ユーロ=1.1366ドル。カナダ・ドルは0.3%安の1米ドル=1.3151加ドル。一時0.5%安となった。

欧州時間の取引

  欧州時間はFOMCの政策決定を控えてドルが主要通貨に対し高安まちまち。主要10通貨ではスウェーデン・クローナが大きく上昇した。政策見通しに関するスウェーデン中央銀行総裁の発言に反応した。

原題:USD Up After Fed, Cross-Related Sales Hamper Euro: Inside G-10(抜粋)
Dollar Steadies Before FOMC, Swedish Krona Rallies: Inside G-10

(情報を追加し、更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE