中国テンセント、ゲームマーケティング予算削減-認可凍結に対応

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  • マーケティング幹部にキャッシュフロー管理と支出抑制を指示
  • 中国当局はゲームの新タイトル認可を凍結-国内景気も減速

An avatar is displayed in an arranged photograph of the Honour of Kings mobile game, developed by Tencent Holdings Ltd.

Photographer: Justin Chin/Bloomberg
Photographer: Justin Chin/Bloomberg

中国最大のゲーム企業、テンセント・ホールディングス(騰訊)がゲーム部門のマーケティング予算を減らす。中国当局によるゲームの新タイトル認可凍結や国内の景気減速に対応する。ブルームバーグが社内メモを閲覧した。

  テンセント幹部宛ての数日前の文書によると、同社はマーケティング担当幹部に「厳しい時期を共に耐える」ことを名目にキャッシュフローの管理と支出の抑制を指示した。例えば、政府の認可をまだ受けていないゲームで未使用の資金がある場合、同部門はグループに返還する必要があるという。

  中国ゲーム業界の売上高は300億ドル(約3兆4100億円)余りに達している。今年は規制当局が新ゲームの認可プロセスを凍結したことで、ヒット作から収益を得ることが難しくなっている。テンセントは少なくとも10年ぶりの減益となり、今年1月の高値から2000億ドル超の時価総額を失う結果となった。

  社内文書によると、テンセントはこうした課題に対処するため、十分に成長した一部のゲームについては資金がまだ活用されていない場合、ブランド化予算を半減する。また、未使用資金のグループ返還の形で販売が振るわない、あるいは来年に発売が先送りになるソフトへの支出も絞る。

  テンセントは自社開発のゲームだけでなく、他社のソフトも販売。ブルームバーグがまとめたデータによると、ネクソンやアクティビジョン・ブリザード、エレクトロニック・アーツ(EA)などが同社に供給している。

  同社の広報担当者、ジェーン・イップ氏は予算削減の可能性についてコメントを控えた。

原題:Tencent Is Said to Slash Game Marketing Budget Amid Freeze(抜粋)

(第3段落以降を追加し更新します.)
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