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9月経常収支は2カ月連続で黒字縮小、市場予想上回る

  • 経常収支は前年比19.3%減の1兆8216億円の黒字
  • 貿易収支は3233億円の黒字-3カ月ぶりの黒字

モノやサービスを含む海外との総合的な取引を示す経常収支は、黒字幅が2カ月連続で縮小した。市場予想は上回った。黒字は51カ月連続。財務省が8日発表した。

キーポイント

  • 経常収支は前年同月比19.3%減の1兆8216億円の黒字(ブルームバーグ調査の予想中央値は1兆7865億円の黒字)
  • 輸出から輸入を差し引いた貿易収支は3233億円の黒字(予想は3342億円の黒字)-3カ月ぶりの黒字
  • 海外配当金や債券利子などの第1次所得収支は1.6%増の1兆6945億円の黒字


経常収支は黒字が続く

エコノミストの見方

  • SMBC日興証券の丸山義正チーフマーケットエコノミストは1日付リポートで、「9月は自然災害の発生が黒字縮小に寄与しよう」と指摘。訪日外国人客数が大幅に減少し、サービス収支の赤字も拡大しやすいほか、空港一時閉鎖や広域停電など供給制約の影響で輸出の減少幅が大きく、貿易収支の赤字化が確認されるとみる。
  • 第一生命経済研究所の伊藤佑隼エコノミストは2日付リポートで、9月上旬に発生した台風21号や北海道胆振東部地震といった自然災害による影響などから輸出金額は減少となったことから、「9月は堅調な所得収支が下支えになるも、貿易収支の悪化が経常収支を押し下げる格好になるだろう」との見方を示した。
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