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トランプ大統領、セッションズ司法長官を解任

更新日時
  • セッションズ長官はロシア捜査への関与辞退でトランプ大統領と確執
  • 司法長官代行は特別検察官の捜査に批判的なウィタカー氏-当局者

セッションズ米司法長官がトランプ大統領の要求を受けて辞任した。ホワイトハウスに届けられた書簡で明らかになった。セッションズ氏は2016年米大統領選へのロシア干渉疑惑捜査についての関与を辞退したことから、大統領にたびたび非難されていた。

  米当局者によれば、トランプ大統領は司法長官代行にセッションズ氏の首席補佐官を務めてきたマット・ウィタカー氏を起用した。ロシア疑惑の捜査に懐疑的だったウィタカー氏は今後、同疑惑を捜査するモラー特別検察官を解任したり、捜査を制限したりする権限を持つ。

Jeff Sessions Is Sworn In As U.S. Attorney General

トランプ大統領の話を聞くセッションズ長官(2017年2月9日)

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  トランプ大統領は、セッションズ氏の正式な後任を後日指名すると述べた。6日の中間選挙で共和党が上院で多数派を維持したため、後任の指名承認は容易になりそうだ。

  民主党はロシア疑惑捜査が妨害されると警戒している。同党のシューマー上院院内総務は「モラー特別検察官と捜査を守ることが最も重要だ」と述べるとともに、ウィタカー氏がかねて「モラー氏率いる捜査への資金打ち切りや捜査制限を提唱するコメント」を行っていたことを踏まえ、捜査への関与を辞退するよう呼び掛けた。

  モラー氏はコメントを控えたと、同氏の報道官ピーター・カー氏は述べた。

  7日に記者会見したトランプ大統領は、モラー特別検察官が進める捜査について、「極めて不当」であり、打ち切られるよう望むと語った。

  一方、モラー氏を特別検察官に起用し、その捜査を最初から監督してきたたローゼンスタイン司法副長官は留任すると、当局者は明らかにした。

原題:Sessions Is Forced Out After Months of Trump Abuse Over Mueller(抜粋)

(後任指名やシューマー院内総務のコメントなどを追加して更新します.)
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