【NY外為】ドルが下げ縮小-FOMC控え米短期金利が上昇

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7日のニューヨーク外国為替市場では、米中間選挙後に大きく下落したドルが下げを縮める展開。米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定を8日に控え、米短期債の利回り上昇が手掛かり。一方、中間選挙を受けて株価が大きく上げる中、円は値下がりした。

  ドルは主要10通貨全てに対して値下がり。ブルームバーグのドル指数は欧州時間に一時0.6%下げる場面があった。米国株は季節要因のほか、下院議長への就任が見込まれるナンシー・ペロシ議員が、インフラ支出に関して民主党としてトランプ大統領と共に取り組みたいとの考えを示したことで、財政面での追加刺激策に対する期待が高まったことが手掛かり。

  ドルは主要10通貨全てに対して値下がり。米2年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇した。円は下落。年末まであと2カ月となる中で季節要因も円の重しとなっている。

  ニューヨーク時間午後4時半現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.1%低下。ドルは対円で0.2%上昇し1ドル=113円60銭。対ユーロでは0.1%安の1ユーロ=1.1436ドル。 

  8日のFOMC政策決定に関しては、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジの2ー2.25%での据え置きが広く予想されている。

欧州時間の取引

  欧州時間にはユーロがドルに対し2週間ぶり高値に上昇。米中間選挙で民主党が下院の過半数議席を奪還し、政治的な膠着(こうちゃく)状態に陥る可能性が強まったことを受けてドルが下げ、米国債が上昇したことが背景にある。イタリアのポピュリスト政権が上院の信任投票で支持を得たとの報道もユーロを支えた。

原題:Dollar Trims Losses as Traders Turn Focus to Fed: Inside G-10(抜粋)
Euro Gains a Third Day as Dollar Drops on U.S. Vote: Inside G-10

(情報を追加し、更新します.)
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