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Photographer: Martin Divisek

管理医療、大麻、エネルギー株が上昇-米選挙後結果受け安心感

A laboratory specialist uses a microscope to check cells during the last phase of vaccine manufacture inside a clean laboratory at the Sotio AS biotechnology company in Prague, Czech Republic, on Wednesday, July 20, 2016. Czech Republic’s richest man, billionaire Petr Kellner's Sotio biotech company, which is seeking to develop active cellular immunotherapy for treatment of prostate, ovarian and lung cancer, has invested "billions of koruna" into research and clinical development, the unit's spokesman, Richard Kapsa, said without elaborating.
Photographer: Martin Divisek

7日の米株式相場は広範に上昇。米中間選挙が予想通りに展開したことを受け、買いが膨らんだ。議会選挙では共和党が上院の過半数議席を維持する一方、民主党が下院を制した。分割政府に加え、政治的行き詰まりに陥る可能性は、多くの業界にはプラスだとみられている。

  業界固有の買い材料も数多い。大麻関連株はミシガン州での大麻合法化が追い風になった。エネルギー資産への投資家は、コロラド州の選挙結果を好感。規制緩和が続く公算が大きい一方、下院民主党が金融業への手綱を締める可能性もあるため、銀行株はまちまち。貿易や規制関連の動きを見極める動きの中、テクノロジー銘柄は大幅上昇した。

  クレディ・スイスのストラテジスト、ジョナサン・ゴラブ氏は電話インタビューで「サプライズは何もない」とし、政治面の懸念を重視しないかのごとく市場は「肩をすくめている」と話した。また、トランプ大統領は低い失業率と堅調な雇用創出に支えられるはずだと指摘した。

Relief Rally

  ドイツ銀行のチーフ国際エコノミスト、トルステン・スロック氏は「議会のねじれ現象は歴史的に株式への強材料で、ここでもまた同じパターンになるとみている」とリポートで指摘した。

動意業種のハイライト

  • ヘルスケア:S&P500種株価指数の上げを主導。管理医療関連株を中心に急伸
  • 銀行:まちまち。ウェルズ・ファーゴは一時1%余りの下げ。ただしKBWのブライアン・ガードナー氏は、民主党は「トランプ政権の規制アジェンダを阻止したり覆したりはできない」と指摘
  • テクノロジー:大統領の批判の的となっているアマゾンが急伸。貿易問題進展についての思惑から、アップルなど中国市場との関わりが大きい企業や、半導体のアドバンスド・マイクロ・デバイセズが値上がり
  • エネルギー:石油・ガス掘削を規制するコロラド州住民投票が十分な支持を得なかったことで、投資家の間で安心感が広がった
  • 大麻:カナダのティルレイ、米クロノス・グループを中心に上昇。ミシガン州住民投票で嗜好(しこう)用大麻の合法化が、ミズーリ州では医療用大麻の合法化がそれぞれ支持された

原題:Health Insurers, Cannabis, Energy Stocks Gain on Election Relief(抜粋)

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