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OPECが来年の減産を検討、生産方針を再び急旋回-関係者

  • 米国でシェールオイル生産が急増し在庫が増えるリスクを懸念
  • OPEC加盟国閣僚が週末にアブダビで会合、ロシアとも議論開始

石油輸出国機構(OPEC)は史上まれに見るめまぐるしい1年を過ごしている。減産から増産へと展開し、いまや再び減産路線に戻ることが議題に上っている。

  複数のOPEC代表によると、加盟国の閣僚は今週末にアブダビに集まり、来年再び石油生産を削減する可能性について協議する。OPECは過去半年にわたり増産を続けてきたが、急旋回することになる。

  議論が非公開であることから匿名を希望した代表らは、一部の加盟国が在庫増加を懸念していると明らかにした。米国の制裁で大部分のイラン産原油は市場から締め出されつつあるが、米国産シェールオイルが急増し、来年は再び供給過剰になる恐れがあるという。

  ただ、OPECが減産を最終的に決定するとしても、多くの困難が立ちはだかる。競争相手から協力国へと転じたロシアの支持を取り付けることがその1つで、ロシアは高い原油価格をそれほど必要としていない。同国のタス通信が7日報じたところによると、サウジとロシアは減産に関する協議をすでに開始した。

OPEC and its allies have gone from cutting to boosting oil production

原題:OPEC Eyes Yet Another U-Turn as Oil Slump Stirs Talk of New Cuts(抜粋)

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