Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

フェイスブックやグーグルに思わぬ利益、米中間選挙で政治広告増加

  • 米大統領選へのロシア介入疑惑を巡る騒動、政治広告支出に響かず
  • 今年の政治広告支出は16年を上回り、過去最高となる見通し
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

米中間選挙の結果確定前に明らかな勝者が判明した。インターネットでの政治的発言を巡る一連の議論を経て、政治広告から思わぬ利益を得たグーグルとフェイスブックだ。

  今年の政治広告支出は恐らく計90億ドル(約1兆円)と、大統領選挙が行われた2016年を上回り、過去最高となりそうだ。フェイスブックやツイッター、アルファベット傘下のグーグルとユーチューブを使ったロシアの選挙介入疑惑を巡るここ数カ月の騒動は妨げとはならなかった。

  調査会社ボレル・アソシエーツの推計によると、電子広告支出は約18億ドルと、前回の中間選挙が行われた14年から急増し、今年見込まれる政治広告支出の20%に達している。

  投票に行く公算が大きい高年齢層の多くにアピールする上でなお重要で、政治広告支出で最も大きな割合を占めているテレビなどの伝統的メディアと並び、電子広告が重要な役割を担っていることをそうしたデータは示している。

Midterm Media Spending

The share of political ads on TV dropped while cable and online rose this year.

Source: Borrell Associates

Note: 2018 figures are forecasts.

  フェイスブックがウェブサイトに掲載したリポートによると、同社の政治広告支出トップはベト・オルーク下院議員(テキサス州、民主)の700万ドル。2位はトランプ米大統領のメ-ク・アメリカ・グレート・アゲイン(米国を再び偉大に)委員会の340万ドルで、トランプ氏の選挙活動にさらに260万ドルを費やした。

  フェイスブックによれば、同社は広告200万件余りで3億5400万ドルを得た。グーグルは選挙透明性リポートで、連邦議員の候補者ないし現職に関する広告収入は5月末以来、同社だけで7470万ドルに上っていると明らかにした。連邦議員候補者や政治家に触れていない広告は集計に含まれていない。

原題:Facebook, Google Are Election Ad Winners Despite Meddling Outcry(抜粋)

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