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Photographer: Chris Ratcliffe

1日27兆円規模のレポ市場、ロンドンから欧州大陸に移転 (訂正)

訂正済み
  • 欧州大陸企業の取引継続を確保する狙い、CMEが決定
  • EU離脱で主要金融市場の移転が決まったのは初めて
The early morning sun rises on the horizon beyond the Shard, in this aerial photograph looking south east along the River Thames towards Canary Wharf from the City of London, U.K.
Photographer: Chris Ratcliffe

ロンドンの金融街シティーは再び、英国の欧州連合(EU)離脱で打撃を受けた。

  米CMEグループは欧州最大のレポ市場をロンドンから、オランダのアムステルダムに移すことを決定した。英国が合意を成立させることなくEUを離脱するとしても、欧州大陸の企業が確実に継続して利用できるようにするのが狙いだ。

  CMEは先週、英NEXグループから欧州レポ市場の事業を買収したが、買収前にすでにロンドンを離れる決定は下されていた。ある程度の規模を持つ取引所はすべて、英国のEU離脱を受けてEU内に法人を設立済みだが、実際に市場をロンドンから欧州大陸の都市に移す企業はこれが初めて。

  CMEの欧州レポ市場事業であるブローカーテックのマネジング・ディレクター、ジョン・エドワーズ氏によると、同市場の取引額は1日当たり2100億ユーロ(約27兆2000億円)前後。同市場はCMEのオランダ子会社NEXアムステルダムに移管される。590億ユーロの規模を持つ英国債レポ市場事業はロンドンに残る。

原題:A $240-Billion-a-Day Market Quits London Over Brexit (Correct)(抜粋)

(原文と原文リンクを差し替え、レポ市場の規模を1日当たりに訂正します.)
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