カード支払いはタップで、米国でコンタクトレス普及へ-NY地下鉄も

米国では3年ほど前からレジでの支払いの際、クレジットカードをスワイプするのではなく、カードリーダーに挿入する方式が普及し始め、ユーザーはようやく慣れてきたところだ。そして今度はニューヨーク市地下鉄の強力な影響力もあり、カードをタップするやり方を覚えなくてはならない。

  ニューヨークの都市交通局(MTA)は来年から、米国内の他の交通システムと同様に自動改札機を通過する際にクレジットカードないしデビットカードをタップする新システムを導入し、従来のメトロカードを廃止する。この新システム導入に備え、米大手金融機関はコンタクトレス(非接触)機能を搭載したクレジットカードの発行を開始した。

  MTAのパトリック・フォイエ社長は「クレジットカード・金融業界はわれわれと並行して取り組んでいる」と説明した。

  決済ネットワークのビザは、同社との提携下で米国内で発行されたカード1億枚が2019年末までにコンタクトレス機能付きに切り替えられると予想。アメリカン・エキスプレス(アメックス)やキャピタル・ワン・ファイナンシャルといった一部の発行金融機関はすでに切り替えを始めている。  

マスターカード提携のコンタクトレス機能搭載カード

Photographer: Kirsten Miccoli

  米国では数年前からICチップ挿入による支払いが普及したが、支払い承認に10-39秒かかる場合があり、不満も多く出ていた。コンタクトレスでは2秒もかからずに完了する。

原題:Americans Just Got Used to Dipping Credit Cards. Now It’s Time to Tap(抜粋)

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