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イタリア予算、ユーロ圏財務相も修正準備求める-欧州委の評価に同意

  • 「中期的予算目標の道筋と十分な債務削減」への重点的取り組み要請
  • 「予算計画修正の準備で欧州委と緊密に協力することを期待」と声明

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)は5日、イタリアの2019年の予算計画に関する協議をブリュッセルで行い、欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会の「評価に同意」し、「中期的な予算目標の道筋と十分な債務削減に重点的に取り組むことが、安定成長協定(SGP)に欠かせない」との声明を発表した。

  ユーログループは「イタリアと欧州委がオープンで建設的な話し合いを行い、SGPに沿った予算計画修正の準備で同国が欧州委と緊密に協力することを期待する」と表明した。

  イタリアのトリア財務相は会合後に記者団に対し、同国政府は予算修正のプロセスに入っていないとしながらも、欧州委との対話継続に引き続きコミットしていると言明。さらにイタリア債の相場が回復するとの楽観的な見通しを示し、「われわれの戦略を市場が理解すれば、スプレッドは縮小すると期待している」と語った。

  イタリア政府の当局者によれば、トリア財務相は今回の会合で、ユーログループの他のメンバーに対し、同国政府が債務比率の引き下げに引き続きコミットし、欧州委との妥協点を見いだすことを望んでいると述べる一方、過去には他の国が財政規律のルールから逸脱した例もあると述べた。

原題:EU Says New Draft Italy Budget a ‘Necessity’: Eurogroup Update(抜粋)

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