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イタリア連立政権内に緊張も-「同盟」優位、世論調査でさらに拡大

  • 同盟の支持率は34.7%と総選挙での得票率のほぼ倍に達した
  • 五つ星の支持率は選挙での得票率を下回る28.7%に低下

イタリアのポピュリスト政権を支える連立パートナーのうち、反エスタブリッシュメント(既存勢力)政党「五つ星運動」に対する右派政党「同盟」の優位拡大が、週末公表された世論調査の結果で明らかになり、政権内の緊張が増している。

ITALY-POLITICS-GOVERNMENT

ジャンカルロ・ジョルジェッティ氏

撮影:Alberto Pizzoli / AFP via Getty Images

  同盟の書記長を務めるサルビーニ副首相兼内相の主要な側近、ジャンカルロ・ジョルジェッティ氏は、4日に公開されたレプブリカ紙とのインタビューで、世論調査の結果だけに各党が注目すれば、政権瓦解(がかい)のリスクにさらされかねないと警告。ただその一方で、サルビーニ氏は首相を目指すことによって、同盟への支持拡大を十分生かそうとしていないとも語った。

  コリエレ・デラ・セラ紙に3日掲載されたイプソスの10月の世論調査結果によれば、同盟の支持率は34.7%と今年3月の総選挙での得票率のほぼ倍に達し、五つ星の支持率は選挙での得票率を下回る28.7%に低下した。

  ネットメディアのハフポスト(旧ハフィントン・ポスト)の委託で実施された世論調査によると、同盟が連立政権の中心政党との回答は全体の42%と、五つ星の12%を上回った。コンテ首相率いる連立政権への支持率は51%と2ポイント下げた。

  五つ星の党首であるディマイオ副首相兼経済発展相は3日のコリエレ・デラ・セラ紙とのインタビューで、「われわれには両党が尊重すべき連立協定がある」と述べ、給付拡大を目指す動きが政権の一部メンバーによって妨げられていると不満を表明した。

原題:Salvini’s Surge Renews Turmoil in Italy Populist Government (1)(抜粋)

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