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ポンドは離脱合意後に1.35ドル突破、議会承認なら1.40ドルも-みずほ

  • 11月初めの相場上昇が投資家に一定のヒントを与えた可能性
  • 5日早朝も英紙の報道を受け、ポンドは一時少なくとも0.7%上昇

英国と欧州連合(EU)との離脱合意が数週間以内に成立した場合、通貨ポンドに何が起きるかについて、11月初めの相場上昇が投資家に一定のヒントを与えたのではなかろうか。

  みずほ銀行によれば、英とEUの離脱交渉が妥結すれば、ポンドの対ドル相場は2日以内に1ポンド=1.3500ドルを「突破する」こともあり得る。英とEUの交渉担当者が、離脱後も英国の金融サービス会社による欧州市場へのアクセス継続を可能にする暫定合意に達したと英紙タイムズが報じたことで、ポンドは1日に2%近く上げ、1.3000ドル台に乗せた。報道はその後当局者が否定した。

  さらにアジア時間5日早朝には、英日曜紙サンデー・タイムズの報道を受けて、ポンドは対ドルで一時少なくとも0.7%上昇した。英領北アイルランドとアイルランド国境のハードボーダー(物理的壁)回避のため、離脱後も英国全体を欧州連合(EU)との関税同盟にとどめることを認める非公式な譲歩をメイ首相がEUから確保したと同紙が伝えた

  ラボバンクの通貨戦略責任者ジェーン・フォーリー氏は2日、「われわれが経験したのは、検討中の合意案が分かった段階で起きる可能性のある出来事の一端だ。タイムズ紙のようなヘッドラインが出れば、急激な動きになるだろう」と指摘した。

  みずほの為替セールス(金融機関)責任者ニール・ジョーンズ氏は、英議会が離脱合意を承認した場合、ポンド相場は1.4000ドルに達する可能性があると予想している。

The pound rallied last week on increased Brexit optimism

原題:Pound Poised for Rally as Mood Swings Toward Brexit Divorce Deal(抜粋)

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