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Photographer: Miles Willis/Bloomberg
cojp

サウジ市民がアマゾンのボイコット呼び掛け-WP紙の報道に憤慨

  • 「ボイコット・アマゾン」は4日のサウジのツイッターで一番の話題
  • カショギ氏殺害関連報道に多くのサウジ人は動揺

サウジアラビアの反体制派ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏殺害事件を巡る米紙ワシントン・ポストの報道に憤慨する同国市民らが、同紙オーナーのジェフ・ベゾス氏率いるインターネット通販会社アマゾン・ドット・コムのボイコットを呼び掛けている。

  サウジアラビアのツイッターでは4日に数時間にわたり、「ボイコット・アマゾン」が最も話題のトピックだった。ユーザーらはアマゾンのスマートフォン用アプリを削除する画像を広めたほか、アマゾンが昨年買収した地域子会社のスーク・ドット・コムに対してもボイコットを呼び掛けた。アマゾンとワシントン・ポスト紙に取材を試みたが、現時点でコメントは得られていない。

  ワシントン・ポスト紙のコラムニストだったカショギ氏がイスタンブールにあるサウジ総領事館で殺害されて以来、多くのサウジ市民は同国が非難を浴びていると受け止めている。特に、トルコのエルドアン大統領による同紙への寄稿文や、匿名のトルコ当局者から入手した陰惨な殺害関連情報に関する同紙などの国際メディアの報道を受け、市民の間で動揺が広がっている。

  ボイコットを呼び掛けているサウジ市民の1人で、ツイッターで10万人以上がフォローしているジャーナリストのバンダル・オティフ氏は「組織されたメディア戦争であることが明確になった。ツイッター・ユーザーや活動家、市民は海外に対する影響力を持たないが、ボイコットのようなささやかなことはできる」と指摘。サウジ市民の多くはアマゾンの創業者、ベゾス会長がワシントン・ポスト紙のオーナーでもあることを初めて知ったが、「彼らのビジネスに一部でも影響を与えることができればわれわれは満足だ」と語った。

原題:Saudis Call for Amazon Boycott Over Anger at Washington Post(抜粋)

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