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Photographer: Andrew Harrer
cojp

ドル一段高は困難か、雇用統計好調でも反発は限定的-ゴールドマン

  • ドル押し上げには力強い経済指標だけでは不十分であること示す
  • 中間選挙で共和党が上下両院の過半数維持なら金利上昇圧力も

2日発表された10月の米雇用統計は力強い内容となったものの、それに対するドルの反応はそれほどでもなかった。

  これはドルにとって一段高の展開がいかに厳しいかを示していると、ゴールドマン・サックス・グループは指摘する。

  ザック・パンドル氏ら同行のストラテジストは2日付のリポートで、「この日の雇用統計で米経済活動がかなりの好調を維持している(米連邦準備制度にとって金利据え置きのハードルがなお高い)ことが浮き彫りとなった」としながらも、「ドル反発が限定的だったという事実から、ドルの強気シナリオにとって条件が十分でないことが示されたと考えている」と説明した。

Greenback Action

  米中貿易関係に関するトランプ米大統領の楽観的コメントが先週の外為市場の「リスクオン」ムードを後押ししたとリポートは分析。緊張が緩和されれば、「海外の成長見通し改善の明確なきっかけとなり得る」と指摘した。

  さらに、米中間選挙で共和党が上下両院の優勢を維持すれば、税制が再び立法議案に上る可能性があり、金利への上昇圧力につながるとの見方も示したが、現時点ではそのような選挙結果となれば驚きだとしている。

原題:Goldman Says Dollar’s Reaction to Jobs Report Reveals Hurdles(抜粋)

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