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SMBC日興:米ハイイールド債引受強化、元JPモルガン担当者採用

  • ジェフリー・ベンソン氏を責任者に、同分野の担当は5人に
  • 円債に迫る規模の市場で引き受け業務を増強

三井住友フィナンシャルグループ傘下のSMBC日興証券は、米国で非投資適格社債(ハイイールド債)の引き受け業務を強化する。1日付で元JPモルガン証券のジェフリー・ベンソン氏を担当責任者として採用した。巨大なドル債市場で、幅広い発行体のニーズに応える態勢を整える。

SMBC Nikko Fined By TSE For Failing To Prevent Unfair Trading

SMBC日興証券

Photographer: Haruyoshi Yamaguchi/Bloomberg

  SMBC日興証券の河原崎航氏が5日までに事実を確認した。投機的等級のハイイールド債は日本ではほとんど発行されていない。信用力が劣る一方で高利回りのため、米国では広く認知されている。ブルームバーグのデータによると、2018年の米国での発行残高は現時点で1831億ドルと円債全体(2352億ドル)の規模に迫る。三井住友FGの引き受けランキングは16年が26位、17年が31位、18年が現時点で21位。

  同社は15年にハイイールド債担当を置いて同市場に参入し、陣容を強化してきた。ハイイールド債に加えてレバレッジドローンにも知見があるベンソン氏の加入で、発行体への提案の幅を広げ、引き受け案件増を狙う。今回の採用で担当者は5人に、佐竹義博氏が率いる米国デット・キャピタル・マーケット(DCM)チーム全体では32人になる。

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