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【米国株・国債・商品】株が反落、米中関係やアップル見通しで

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2日の米株式相場は反落。米国と中国が通商関係の緊張を緩和できるかどうかを見極めたいとの雰囲気が強く、売りが出た。アップルの業績見通しが失望を誘う内容だったため、ハイテク株の比重が高い指数が下げた。10月の米雇用者数が予想を上回ったことから米国債は下落。

  • 米国株は反落、米中貿易交渉の行方を懸念-アップル見通し嫌気
  • 米国債は反落、10年債利回り3.21%
  • NY原油は5日続落、6カ月ぶり安値-8カ国がイラン産購入継続へ
  • NY金は反落、雇用堅調で金利先高観

  S&P500種株価指数は4日ぶりに下落したが、週間ではなお約6カ月ぶりの大幅高。この日は一時1.5%下げたが、トランプ大統領が中国と貿易問題で合意に至るとの見解を示した後、下落分の半分程度を埋めた。クドロー米国家経済会議(NEC)委員長がそれより先に反対の見方を示していた際には、下げが加速する場面もあった。アップルの見通しを嫌気してナスダック100指数が下げの中心となった一方、小型株は小幅高となった。

  S&P500種が前日比0.6%下げて2723.06で終了。ダウ工業株30種平均は109.91ドル(0.4%)安の25270.83ドルで終えた。ナスダック総合は1%安。ニューヨーク時間午後5時現在、米国債市場では10年債利回りが8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.21%。

  ニューヨーク原油先物相場は5日続落。6カ月ぶりの安値に下げた。米国がイランへの制裁再開後も日本など8カ国についてはイラン産原油の購入を認める姿勢を示したため、供給不足に陥るとの懸念が後退した。米国内で供給が拡大していることも売り材料。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は55セント(0.9%)安の1バレル=63.14ドルで終了。週間では6%を超える下げ。ロンドンICEの北海ブレント1月限は前日比6セント下げて72.83ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。10月の雇用者数が予想を上回る伸びを示し、賃金上昇が加速したため、米利上げが継続されるとの観測から売りが出た。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.4%安の1オンス=1233.30ドルで終了した。週間では0.2%安。

  10年債利回りは1カ月ぶりの大幅上昇。賃金上昇率が2009年以来で初めて3%を超えたため、米金融当局が現在の利上げペースを維持するとの見方が強まった。

  ワシントン・クロッシング・アドバイザーズのシニアポートフォリオマネジャー、チャド・モーガンランダー氏はインタビューで、「通商交渉が引き続き中心材料になるだろう」と指摘。「同時に雇用統計は非常に力強い内容だった。そのため、米金融当局は利上げを継続するだろう」と述べた。

2700 line on S&P 500 holds for now

原題:Stocks Decline as Investors Assess Trade Tensions: Markets Wrap(抜粋)
Oil Caps Worst Week Since February as Iran Supply Fears Subside
Gold Snaps Weekly Win Streak as Job Gains Revive Rate Concerns

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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