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アリババ:通期売上高見通し下方修正、対米貿易摩擦が中国に打撃

  • 根強い不透明感、米中貿易摩擦で中国の個人消費に陰り
  • 「独身の日」セール、アリババ業績と個人消費動向を見極める鍵に

中国の電子商取引会社アリババ・グループ・ホールディングは2日、通期見通しを下方修正した。四半期決算では売上高が市場予想を下回り、エスカレートする米中貿易摩擦が中国経済に打撃を与えていることが示された。

  2019年3月通期の売上高予想は3750億-3830億元(約6兆1460億-6兆2773億円)と、前年比で最大53%の増収を見込むが、従来見通しは60%増だった。7-9月(第2四半期)売上高はアナリスト予想を1.6%下回った。

  米中両国は何らかの通商合意に向けて話し合う意向があるようだが、アリババの共同創設者で会長の馬雲(ジャック・マー)氏は長期にわたる米中対立を警告していた。貿易摩擦は中国に打撃を与え始め、個人消費を押し下げている。

  7-9月の売上高は前年同期比54%増の851億5000万元。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均(865億元)を下回る。調整後1株当たり利益は9.60元。市場予想は7.43元だった。

  アリババが毎年11月11日に行う「独身の日」セールは同社の売り上げだけでなく、中国全体の消費動向を見極める上でも重要な指標となる。

Alibaba's revenue growth is at its slowest since 2016

原題:Alibaba Cuts Sales Outlook as U.S. Tensions Hit China (1)(抜粋)

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