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マリフアナ違法の香港で大麻投資会議-アジアや日本は変わるのか

更新日時
  • 1日の「香港大麻投資家シンポジウム」に200人余り集まる
  • 「遅かれ早かれ」アジアでも合法化トレンドの公算大-クシュコ

マリフアナを吸えば刑務所に入らなければならなくなる可能性のある香港で大麻に関する会議が開かれた。大麻吸引に関する厳しい警告で始まったこの会議で、参加者は大麻ビジネスへの投資について話し合った。

  1日の「香港大麻投資家シンポジウム」には200人余りが集まった。世界的に注目されている大麻関連会社の幹部も出席し、大麻を巡る誤った認識や大麻関連の投資機会などが議題として取り上げられた。

  ここ1年間に大麻関連株のリターンはプラス73%と、仮想通貨のビットコインや金価格、そして主要な株価指数より好調だ。香港では禁止されている大麻だが、シンポジウムでは多くの参加者がアジアでの対応が変わりつつあると指摘した。
 

Inside Province Brands Cannabis Beer Lab

大麻を使ったビール(カナダのベルビルにある「プロビンス・ブランズ」の研究所)

写真家:Cole Burston / Bloomberg

  大麻のパッケージサービスを提供している米カリフォルニア州の企業クシュコ・ホールディングスのジム・マコーミック最高執行責任者(COO)は「米国で合法化が受け入れられつつあるのを人々が目にしている今、同じトレンドがアジアで起こる可能性は非常に高い」と指摘した上で、「遅かれ早かれそうなるだろう」と述べた。

  カナダのトロントに本社を置くプロビンス・ブランズは大麻を使ったビールを開発している。同社のドーマ・ウェンドシュー最高経営責任者(CEO)は年内に計画している新規株式公開(IPO)にアジアからの投資を見込んでいると説明。すでに香港から1投資家、日本からは複数の投資家がコミットしていることを明らかにした。

  中国から参加した1人が広州で公的投資基金を運用しているピーター・ビ氏だ。大麻関連株の大きな値上がりを受けてシンポジウムに出席を決めた。内規を理由に基金名を公表しないよう求めた同氏は、医療用大麻を手掛ける欧米企業が中国で事業をする動きについて調査しているという。「産業・医療用の大麻栽培は中国で増えるだろう。加工処理の先進技術を持つ外国企業はその恩恵にあずかることができる」と語った。

原題:Cannabis Executives, Investors See Asia Saying ‘Yes’ to Pot(抜粋)

(5段落目に日本からの投資コミットメントを追加して更新します.)
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