コンテンツにスキップする

サウジ皇太子に西側の厳しい視線、カショギ氏殺害巡り代償表面化

  • 米国が姿勢を転換、サウジにイエメンやカタールの問題解決を迫る
  • 西側首脳ら、ムハンマド皇太子を「危険な人物」と捉え始める

サウジアラビア人で反体制派ジャーナリストのジャマル・カショギ氏の殺害を巡り、同国のムハンマド・ビン・サルマン皇太子には外国から一段と厳しい目が向けられている。

  皇太子に好意的だった投資家らは、皇太子が出席して先週リヤドで開かれた投資家会合を欠席。米国はトランプ米大統領が敬意を表していた皇太子に対し、態度を変えつつあることを示唆している。

  米政府幹部2人はサウジが糸を引くイエメン内戦の終結を要求し、それに向けた話し合いを今月始めるよう求めた。米当局者1人を含む事情を知る関係者3人の話によると、トランプ政権は政治・経済的に孤立するカタールの問題も解決するようサウジに圧力を加えている。

  アラブ諸国の外交官1人が語ったところによると、西側諸国の首脳らはムハンマド皇太子を「危険な人物」と捉え始めており、皇太子との関係を見直しつつある。

  皇太子の支持者ですら、これまで安定していたサウジの外交政策が不測の事態で同盟国の信頼を傷つけ、その信頼回復を図る中で、サウジは変革の時期を避けられないだろうと内々に話す。アラブ諸国高官の1人は、重要視すべきなのは米国の圧力だけだと述べた。

原題:Saudi Prince Starts to Pay Political Price for Khashoggi Murder(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE