コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(11月1日):株式、債券、為替市場

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日本株は反落、円高を懸念ー値下げの通信大幅安、証券や医薬品も安い

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は3日ぶりに反落。為替相場で円が上昇し業績に慎重な見方が広がる中、携帯料金の値下げを発表したNTTドコモなどの通信株が大幅安となり、下落を主導した。決算失望の野村ホールディングスなど証券株も安い。

  TOPIXの終値は前日比14.07ポイント(0.9%)安の1632.05、日経平均株価は同232円81銭(1.1%)安の2万1687円65銭。

  りそな銀行アセットマネジメント部の下出衛チーフストラテジストは、ドコモの料金引き下げ方針で「他社も追随せざるを得ず、業績悪化が避けられない」ため、通信株は買えないとの見方だ。市場は日本時間今晩に米供給管理協会(ISM)が発表する10月の製造業景況指数を注視しているとした上で、「通商摩擦の影響などで景気減速が明らかになる数字が出るとみられている」ことから、買いが控えられたと指摘した。製造業景況指数の市場予想は59.0と、前月の59.8から悪化する見込み。

  情報・通信のほか、四半期赤字転落の野村HDなど証券・商品先物取引、金属製品、石油・石炭製品、医薬品が下落率上位。業績予想を上方修正した村田製にけん引されて電機は上昇、保険、不動産、精密機器も高い。

  東証1部の売買高は概算で17億8249万株、売買代金は3兆2705億円、値上がり銘柄数は937、値下がり銘柄数は1108だった。

●債券先物が上昇、10年債入札順調で買い安心感広がる-現物債も戻す

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券市場では先物相場が上昇。日本銀行による国債買い入れオペの運営方針変更を受けて売りが先行した後、10年債入札を順調に終えたことから午後に買いが優勢となった。現物債も幅広い年限で買いが入り、利回りの上昇幅を縮めた。

  長期国債先物市場で中心限月12月物は前日比10銭安の150円53銭で取引を始め、一時150円47銭と日中取引で先月24日以来の水準まで下落。午後は徐々に下げ幅を縮めて取引終盤に上昇に転じ、結局は2銭高の150円65銭で高値引けした。

  JPモルガン証券の山脇貴史債券為替調査部長は、昨夕公表されたオペ運営方針で残存期間5年超10年以下には変更がなかったことが、10年債入札にとってはサポート材料になったと指摘。「日銀は国債買い入れオペの減額をアグレッシブにではなく、今後ものらりくらりと進めるだろう」と述べた。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の352回債利回りは0.135%と、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より1.5ベーシスポイント(bp)高く開始し、その後0.12%まで戻した。新発20年債利回りは2.5bp、新発30年債は2bp、新発5年債は1.5bp高く寄りついたが、いずれも午後に横ばい付近まで戻した。

  財務省はこの日、10年利付国債の価格競争入札を実施。最低落札価格は99円63銭と予想中央値を1銭上回った。投資家需要の強弱を反映する応札倍率は4.33倍と前回を上回り、小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は2銭と前回から若干拡大した。

●ドル・円は112円台後半、日本株反落が重しーポンド・ドル上昇

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場でドル・円相場は1ドル=112円台後半で弱含み。日本株の反落などが重しとなり、ドル売り・円買いがやや優勢となった。また英国と欧州連合(EU)の離脱交渉に関する合意期待を背景にポンド・ドルが上昇し、ドル売りを誘ったことも重しとなった。

  午後3時20分現在のドル・円相場は前日比0.1%安の1ドル=112円84銭。早朝に付けた112円99銭から水準を切り下げ、一時112円72銭まで下落した。その後は下げ幅を縮小した。

  外為どっとコム総研の神田卓也調査部長は、日米株を含めた市場に関して「今のところ11月が始まってどういうポジションを取るかまだはっきりスタンスが決まっていないのだろう。為替市場も神経質に振れやすい展開」と指摘。「ポンドが全般的にドル売りを誘発しているのではないか。ドル・円でも若干ドル売りが出ている」と述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE