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アップルの10-12月業績見通し、最新アイフォーンの需要示唆へ

  • 1日に四半期決算発表、XSなど上位2機種の発売1週間の実績反映
  • 廉価版XRの価格設定は適切とアナリスト、年末商戦の人気ギフトへ

アップルが11月1日に発表する7-9月(第4四半期)決算では、「iPhone(アイフォーン)」の最新機種、特に廉価版「XR(テン・アール)」の好調な需要が初めて示される見通しだ。

  決算発表の焦点は、重要なホリデー商戦を含む10-12月(第1四半期)の見通しだ。「XR」は人気のギフトになると予想され、旧機種から乗り換えるユーザーを引き付けるとみられる。

  アップルはここ数年、デジタルサービスを拡充し、新しい機器やアクセサリーを発表しているが、アイフォーンは依然として同社にとって大きな存在で、売上高の6割強を占める。同社製品の中核的な位置付けだ。ウォール街の予想では、アイフォーンの7-9月期販売台数は4840万台、10-12月期は7770万台と見込まれている。

  「XR」は同社にとってハードウエア製品で今年最大の賭けだ。顔認証や縁から縁まで広がったスクリーンなど初代「X」の主要機能を維持し画面サイズを6.1インチに大型化しつつも、価格は749ドル(約8万4200円)からと、アップルのハイエンド機種より250ドル以上安く抑えた。液晶ディスプレーを批判する声も一部あるが、最適な価格設定と見なすアナリストが多い。

  モルガン・スタンレーのアナリスト、ケイティー・ハバティ氏は「XRの需要を初めて知ることができる今回のガイダンスは、投資家心理の重要なけん引役になる」と述べた。TFインターナショナルの郭明錤アナリストは比較的競争力ある価格設定だとして「XR」の販売台数予想を最近引き上げた。

On the Rise

Average iPhone price seen above $700 in fiscal fourth quarter, breaching $800 next year

Source: Company filings, Bloomberg

Note: Q4 2018 and Q1 2019 are estimates.

  アップルの7-9月期決算は、アイフォーンの最新3機種のうち「XS(テンエス)」と「XS Max(テンエス・マックス)」の2モデルの発売後1週間程度の売れ行きも反映される。「XR」の発売は10月だった。

  ブルームバーグが集計したアナリスト予想によると、同社の7-9月期の売上高はハイエンドモデルの「XS」と「XS Max」の需要に支えられ614億ドルに上る見通し。「XR」の需要が反映される10-12月期の売上高は927億ドルと見込まれている。

原題:Apple’s Holiday Forecast to Shed Light on Success of New iPhones(抜粋)

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