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トランプ大統領、米国籍の出生地主義をあらためて批判

  • 大統領は選挙戦最終盤の6日間の遊説を開始
  • 移民キャラバンを迎え入れようとしていると民主党を非難

トランプ米大統領は10月31日、中間選挙での共和党の上院過半数議席維持を目指し、選挙戦最終盤の6日間で全米11カ所を回る遊説の最初の選挙集会で、両親が不法移民でも米国で出生した子どもに国籍を与える「出生地主義」制度の廃止を主張するという危険な賭けに出た。

  トランプ大統領はフロリダ州エステロでの集会で、「この制度の下では米国に不法入国した人に子どもが生まれれば、その瞬間からその子どもは生涯、米市民となる。この制度によって出産旅行という産業まで作り出した。これは妊娠した母親が米国に旅行して、子どもをたちまち米市民にするというビッグビジネスだ」と語った。

  大統領はその上で、こうした子どもたちは「自動的に米市民の全ての恩恵を手にする資格を得るが、そのコストは年間数十億ドルに上る」と述べた。この数字を裏付ける根拠は示さなかった。

  トランプ大統領はまた、中南米から米国を目指して北上する移民キャラバンの危険性をあらためて警告し、「米国に次から次へとキャラバンを招き」たがっているとして民主党を非難した。

  大統領は今週、米国籍の出生地主義を大統領令で廃止することを目指すと述べていた。

原題:Trump Attacks ‘Birthright Citizenship’ in Bid to Keep Senate(抜粋)

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