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中国、元が1ドル=7元割り込むのを容認する公算大-ゴールドマン

  • 元切り下げ後のようにドルの大量売りを行う可能性低いと鄧敏強氏
  • 1ドル=7元に達するのは時間の問題だと鄧氏

中国の政策当局者らは向こう半年以内に、大規模な為替介入を避けて人民元が重要な水準である1ドル=7元を割り込むのを容認する可能性が高いとの見方を、ゴールドマン・サックス・グループが示した。

  ゴールドマン・サックス・グループの中国担当シニアエコノミスト、鄧敏強氏(香港在勤)は、中国当局は人民元中心レートを高めに設定することで市場心理を誘導する可能性はあるものの、3年前の事実上の人民元切り下げのようにドルの大量売りを行う公算は小さいと指摘。資本の流出が引き続き抑制されているため、人民元が1ドル=7元を割り込む状況が過去と比べて落ち着いているためだと説明した。

  鄧氏は、「特に向こう数カ月間は、元安を容認するもっともな経済的理由が見受けられる」とし、「元が1ドル=7元に達するのはもはや時間の問題だ」と述べた。

  中国が対米貿易戦争に巻き込まれ、成長鈍化する経済を後押しするため金融政策を緩和する中で、人民元には強い下押し圧力がかかっている。元相場は今週、過去10年余りでの最安値を付け、世界金融危機以来となる1ドル=7元まで下げるかどうか、また下げるとしたらいつになるかという議論が湧き起こっていた。

  鄧氏はまた、人民元が過去と比べて自由化されていることも、当局者らが大規模介入を避ける理由の1つだとし、当局の為替介入が今後行われるとしたら穏やかなものになるだろうと指摘した。

Yuan will drop to 7 without heavy intervention seen in 2015-16, Goldman says

原題:Yuan Will Hit 7 as China Avoids Heavy Intervention, Goldman Says(抜粋)

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