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2019年に起業するのなら最適な国を選ぼう-避けるべきは煩雑な手続き

  • 事業・起業のしやすさの順位を世銀が集計-日本は39位に後退
  • トップは再びNZ、2位シンガポール、3位デンマーク
ビジネスのしやすい国ランキング

事業や起業のしやすい国として中国が米国との差を縮めている。

  世界銀行がまとめた行政などの手続きの少ない国の年間ランキングによれば、容易に会社を起こすことができるという点でニュージーランド(NZ)が再び1位となった。2位はシンガポール、3位はデンマークだ。事業や起業をしやすくするための広範な改革を進めた中国とインドは順位を上げた。

  報告書「2019年版ドゥーイング・ビジネス」によれば、中国との貿易戦争のさなかにある米国は順位を落とした。欧州連合(EU)と離脱交渉中の英国も後退。旧ソ連を構成していたジョージアが今や、米英よりビジネスがしやすくなっている。

Bureaucracy Busters

The World's Easiest Places to Do Business

Source: World Bank's Doing Business 2019 Report

  • NZでは数時間で会社の設立が可能。ラオスでは174日を要する
  • 最も安価に事業を始め運営することができるのはスロベニア
  • 少数株主の保護を強化したアフガニスタンが最も大きく順位を上げた
  • 中国では北京と上海で電気を使えるようになるまで150日近くかかっていたが、30日をわずかに超える程度までに短縮

アジア

  インドと中国の躍進が目立つ。モディ首相が50位以内を目指すと表明しているインドは昨年の100位から77位に上昇。中国は78位から46位と、初めてトップ50入りを果たした。日本は順位を上げた国々に抜かれ、昨年の34位から39位に後退した。

欧州

  6位に上昇したジョージアは米英を抜いた。NZと同じようにジョージアもたった1つの手続きでビジネスを始めることができる。英国は2つ順位を落とし9位。

中東・北アフリカ

  中東と北アフリカでは女性による起業が難しい国もあり、中東でトップ20入りしたのは11位のアラブ首長国連邦(UAE)のみ。

米国

  米国は6位から8位に後退。米国での最大の問題は起業のための煩雑な手続きや電気が使えるようになるまで時間がかかることだ。

原題:Where to Do Business in 2019. And Where to Avoid(抜粋)

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