ブラジル中銀:政策金利6.50%に据え置き-通貨高で見通しは改善

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  • ゴールドファイン総裁を中心とする中銀の政策委員会が据え置き決定
  • エコノミスト43人のうち2人以外が今回の決定を予想していた

ブラジル中央銀行は10月31日、政策金利を過去最低の6.50%に据え置くことを決めた。通貨レアルが最近上昇していることが背景にあり、同中銀は6週間前ほど利上げが差し迫っていない可能性を示唆した。

  ゴールドファイン総裁率いる中銀は5会合連続で政策金利を据え置いた。ブルームバーグが調査したエコノミスト43人のうち2人以外が今回の決定を予想していた。

  中銀は声明で、国内経済改革の不透明性に加え世界経済に起因するインフレ率上昇のリスクが低下したことを示唆した。

  XPアセット・マネジメントのエコノミスト、イザベラ・グアリノ氏は「次の動きは利上げになりそうだとのシグナルを中銀は引き続き発しているが、前回会合に示唆した時より切迫していないようだ」と指摘した。

  レアルは市場にプラスとなる政策を掲げるジャイル・ボルソナロ氏の大統領選勝利を見込んで10月に9%上昇した。ブラジルの根深い経済問題への取り組みがなされるかもしれないとの楽観論が再び高まったことも市場の追い風となり、目標を上回るインフレ率や世界的に広がる貿易摩擦への懸念が影を潜めた。

原題:Brazil Holds Key Rate at Record Low as Outlook Improves (1)(抜粋)

(3段落目以降に声明の内容などを追加して更新します.)
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