米GEを格下げ、電力部門がキャッシュフロー圧迫-ムーディーズ

  • 電力設備部門はガスタービンの需要縮小や受注減で打撃
  • GEは「バランスシートの強化に引き続き取り組む」とコメント

格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは10月31日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の信用格付けを引き下げた。GEは前日、電力部門で見通しが悪化していると説明していた。

  ムーディーズはGEの長期格付けを2段階引き上げて「Baa1」とした。これはジャンク級を3段階上回る水準。4週間前にはS&Pグローバル・レーティングが同様の格下げを実施していた。ムーディーズはリポートで、電力設備部門がガスタービンの需要縮小や受注減に見舞われ、同社のキャッシュフローが圧迫されていると指摘した。

  ムーディーズは「パワー部門の予想を下回る業績は市場需要の大幅減少やそれに伴う競争激化だけが理由ではなく、財務見通しに関するGEの判断ミスや執行上の不手際が原因だ」とした上で、「その結果、GEアビエーションとGEヘルスケアの好業績にもかかわらず、GE全体の2018年のフリーキャッシュフロー(配当後)はかなり弱いものになる可能性が高い」とした。

  これに対しGEは電子メールで「格下げは対応可能で、当社には備えがある」とし、「バランスシートの強化に引き続き取り組む」とコメントした。

原題:GE Credit Rating Cut by Moody’s as Power Unit’s Woes Deepen (1)(抜粋)

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