ユーロ圏:10月インフレ率は前年比2.2%、コア指数は1.1%に加速

  • ECBが目指す水準を5カ月連続で上回る、主因はエネルギー価格
  • ドラギECB総裁は賃金の伸びがインフレ率を上昇させると自信

ユーロ圏のインフレは10月に加速し、基調的インフレ圧力の高まりも示された。一方で域内経済の成長率は2014年以来の低水準となり、金融当局の選択は難しくなっている。

  欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が31日発表した10月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値は前年同月比2.2%上昇、食料品やエネルギーなど変動の激しい項目を除いたコアCPIの上昇率は1.1%に高まった。インフレ率は欧州中央銀行(ECB)が目指す2%弱の水準を5カ月連続で上回っているものの、インフレ加速の主な要因はエネルギー価格の上昇だ。

 ドラギECB総裁は、力強い労働市場と賃金の伸びがコアインフレ率も上昇させ金融緩和の漸進的な解除を正当化することに自信を示している。

国別インフレ率10月市場予想9月
ドイツ2.4%2.4%2.2%
フランス2.5%2.6%2.5%
イタリア1.7%1.8%1.5%
スペイン2.3%2.3%2.3%

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Euro-Area Inflation Accelerates Even as Economic Growth Cools(抜粋)

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