インド政府:中銀の自主性尊重と強調-指示の強制を示唆との報道後

  • インド政府、パテル総裁への書簡で中銀の服従を可能にする条項に言
  • 政府と中銀は国営銀行や市場流動性、不良債権の問題巡り対立

インド政府は同国準備銀行(中央銀行)との緊張緩和に動いた。複数のメディアは、政府が同中銀との意見相違に決着を付けるため一度も使用したことのない法的措置の適用を持ち出したと報じていた。

  インド財務省は31日、中銀の自主性を尊重するとの声明を発表した。報道では、政府当局者がパテル中銀総裁に宛てた書簡で、国が中銀に優越する特別条項の存在に言及。これが行使されれば、中銀は政府の指示に従わざるを得なくなる可能性があった。

  報道機関に話す権限がないとして匿名を条件に述べた関係者の情報によると、政府は中銀とのやりとりで、ぜい弱な国営銀行への対処や市場の流動性逼迫(ひっぱく)、電力会社の焦げ付き融資といった問題について総裁の意見を求めていた。この中で、政府の命令に中銀を従わせることが可能になるインド準備銀行法の条項に触れていたという。

原題:India Seeks to Ease RBI Standoff After Citing Never-Used Power(抜粋)

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