Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg

【米国株・国債・商品】株続伸、月間では下落-原油は3日続落

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Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg

31日の米株式相場は続伸。大型ハイテク株がけん引役となった。フェイスブックの業績が予想を上回ったことも買いを誘った。月間では今回の強気相場の中で最も下げた。米国債利回りは上昇。

  • 米国株は続伸、大型ハイテク株に買い
  • 米国債は続落、10年債利回り3.15%
  • NY原油は3日続落、2カ月ぶり安値-世界経済に減速懸念
  • NY金は3日続落、ドル上昇と株高で

  S&P500種株価指数のここ2日間の上げは2月以降で最大。月間では7%安と、2011年以来の大幅安となった。ナスダック100指数はこの日2.3%上昇したが、月間ベースでは現在の強気相場の中で最も下げた。ネットフリックスとイーベイはともに5%余り上昇。

  S&P500種が前日比1.1%上げて2711.74で終了。ダウ平均は241.12ドル(1%)高の25115.76ドルで終えた。ナスダック総合は2%高。ニューヨーク時間午後4時55分現在、米国債市場では10年債利回りが2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.15%。

  ニューヨーク原油先物相場は3日続落。8月15日以来、約2カ月ぶりの安値に下げた。世界経済に成長減速の可能性があるとの懸念から売りが優勢になった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は87セント(1.3%)安の1バレル=65.31ドルで終了。月間では11%下げ、2016年7月以来の大幅安となった。ロンドンICEの北海ブレント12月限は前日比44セント下げて75.47ドル。

  ニューヨーク金先物相場は3日続落。ドル指数が1年5カ月ぶりの高値を付け、株式相場が続伸したため、金の売りが膨らんだ。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.8%安の1オンス=1215ドルで終了した。月間では1.6%上昇。

  ADPリサーチ・インスティテュートが発表した10月の米民間雇用者数は予想以上に増加。8カ月ぶりの大幅な伸びを示し、景気の強さを巡る不安を静めた。米財務省が四半期定例入札の詳細発表で、長期の国債発行額を増やす方針を明らかにしたため、米国債は下落した。

  Eトレード・ファイナンシャルの投資戦略部門バイスプレジデント、マイク・ローウェンガート氏はインタビューで、「過去1カ月にわたり市場は神経質になっており、非常に値動きが荒く、多くの参加者を不安にしている」と発言。「この日のADP統計のような指標はファンダメンタルズがなお健全であることを示している」と述べた。

原題:Stocks Rally on Tech Surge to Close Volatile Month: Markets Wrap(抜粋)
Oil Caps Worst Month Since 2016 on Economic Slowdown Worries
PRECIOUS: Gold’s Rebound Takes a Knock From Dollar’s Big Rally

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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