ゼロ金利から大きく離れず、ECBに北大西洋から寒風-PIMCO

  • 欧州の政策金利がゼロを大きく上回るとは思わない-ボソムワース氏
  • まずは中銀預金金利の0.15ポイント引き上げからと予想

欧州中央銀行(ECB)は米経済が減速し始めるのと同時に利上げをすることになるので、あまり大きな金利引き上げはできない。米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のマネジングディレクター、アンドルー・ボソムワース氏はこう指摘する。

  同氏はフランクフルトでの今週のインタビューで、「欧州の政策金利がゼロを大きく上回るとは思わない」と述べた。米国の減速が「貿易という経路を通じて欧州に波及してくる前に欧州が成長を続けECBが政策正常化を進めていける期間は非常に短いだろう」と説明した。

  投資家はECBが来年後半に利上げを始めると予想している。ボソムワース氏はECBが中銀預金金利を現在のマイナス0.4%からマイナス0.25%に引き上げてから、次に3つの政策金利を同時に引き上げ、主要政策金利であるリファイナンスオペの最低応札金利を現行のゼロから0.25ポイント引き上げると見込んでいる。

  「そこから先は恐らく、北大西洋から寒風が欧州に向けて吹き始めるだろう」と語った。

Rate Path

Economists see ECB raising borrowing costs gradually through 2020

Source: Bloomberg survey conducted Oct. 12-17

原題:ECB Won’t Get Far Above Zero When Rate Hikes Start, Pimco Says(抜粋)

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