みずほ証券が3カ月連続首位、野村証と同額-サムライ債引き受け

  • みずほ証と野村証が首位、全案件に関与で引受額680億円
  • 4-10月の発行額は1兆8372億円と前年同期の2.6倍
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

10月のサムライ債引き受けランキングは、みずほ証券と野村証券が全案件に関与して首位となった。みずほ証は3カ月連続のトップ。

  ブルームバーグのデータによると10月の発行は、フランス相互信用連合銀行(BFCM)3本立ての1079億円とソシエテ・ジェネラル債3本立ての1600億円で合計2679億円。この6本全部に携わったみずほ証と野村証の引受額は680億円だった。4日に条件決定したBFCMは従来型のシニア債だったが、5日のソシエテGはTLAC(総損失吸収能力)適格債だった。

ソシエテGのウデアCEO

Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg

  10月首位が奏功して4-10月累計でもみずほ証が首位になった。4-9月でトップだったSMBC日興証券は2位に後退した。この期間の起債は17発行体48本、計1兆8372億円で前年同期の2.6倍。

  みずほ証の長嶋慎一郎グローバルキャピタルマーケット推進部次長は、BFCMとソシエテGは定例発行体だとして「日本でのロードショーを含めた丁寧な活動が奏功した」とコメントした。野村証券シンジケート部の五十嵐晃洋エグゼクティブ・ディレクターはBFCM債について「適切なプライシングを評価してもらい大型起債を成功させることができた」と述べた。

10月引受会社金額シェア件数
みずほ証680億円29%
野村証680億円29%
大和証360億円15%
SMBC日興320億円14%
三菱モルガン320億円14%
4ー10月4ー9月引受会社引受額シェア件数
みずほ証3930億円23%38
SMBC日興3796億円22%35
三菱モルガン3059億円18%31
野村証2942億円17%32
大和証2604億円15%29
メリル日本467億円2.8%
シティ173億円1.0%
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