フェイスブックの利益が予想上回る、ユーザー数も増加

更新日時
  • 売上高は予想とほぼ一致-月間アクティブユーザー数は10%増
  • 広告主はフェイスブックへの発注を引き続き増やしている
A woman checks Facebook on her smartphone Photographer: Chris Ratcliffe
Photographer: Chris Ratcliffe

ソーシャル・ネットワーク・サービス (SNS)最大手、米フェイスブックの7-9月(第3四半期)売上高は市場予想とほぼ一致し、利益はアナリスト予想を上回った。偽ニュースや選挙介入などの問題にもかかわらず、ユーザー数も伸ばした。同社はコスト増と成長鈍化が見込まれると警告していた。

  30日の発表によれば、7-9月期の売上高は前年同期比33%増の137億3000万ドル(約1兆5530億円)となった。アナリスト予想は138億ドルだった。1株当たり利益は1.76ドルと、ブルームバーグが集計したアナリスト予想を大きく上回った。

  月間アクティブユーザー数(MAU)は22億7000万人と、前年比で10%増加。ブルームバーグがまとめたアナリスト3人の予想平均は22億8000万人だった。同社はユーザー数のカウント方法を変更しており、変更がなければMAUは22億8000万人だったとしている。

  フェイスブックは先に、今年下期に増収率が鈍化するとの見通しを示し、これを受けて株価は下落していた。しかし、これが7-9月期のハードルを下げる結果になった。30日の通常取引の株価終値は2.9%高の146.22ドル。時間外取引では一時1.5%安となった。

  同社の旗艦事業であるSNSは特に米欧で成長の飽和点に達している。新たなユーザーを獲得している他の地域は広告市場としては米欧ほど利益率が高くない。同社はチャットアプリのワッツアップやメッセンジャーのような実験的な色彩が強い取り組みに注力していることから、支出を増やす必要があると説明している。

  しかし、こうした中でも広告主はフェイスブックへの発注を引き続き増やしている。特に、最近ユーザー数が10億人を突破したインスタグラムは人気が高い。
 
原題:Facebook Profit Beats Wall Street Forecasts, Calming Concern (2)(抜粋)

(株価の最新動向などを追加して更新します.)
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