米国株が大幅反発、原油は2カ月ぶり安値

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Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Monday, Oct. 29, 2018. U.S. stock rose on speculation the month long rout in equities had gone too far. Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

30日の米株式相場は大幅反発。全ての主要株式指数が上げた。決算発表シーズンということもあり、荒い値動きが続いている。米国債相場は下落。

  • 米国株は大幅反発、荒い値動きが続く
  • 米国債は下落、10年債利回り3.12%
  • NY原油は続落、2カ月ぶり安値-在庫増加観測と米中関係悪化で
  • NY金は小幅続落、1225.30ドル-月間では7カ月ぶり上昇

  S&P500種株価指数は上げを失う場面が2回あったが、取引終盤に上昇した。全11セクターが上昇、消費および商品関連の銘柄がけん引した。S&P500種は調整局面の領域に入る場面もあった。10月全体では8%余り下げており、現在の強気相場の中で最悪の成績となっている。

  S&P500種が前日比1.6%上げて2682.63で終了。ダウ平均は431.72ドル(1.8%)高の24874.64ドルで終えた。ナスダック総合は1.6%高。ニューヨーク時間午後4時54分現在、米国債市場では10年債利回りが3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.12%。

  ニューヨーク原油先物相場は続落。2カ月ぶり安値を付けた。米国内の在庫が増加しているとの観測に加え、米中貿易関係の悪化が世界経済に悪影響を与えるとの見方から売りが膨らんだ。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は86セント(1.3%)安の1バレル=66.18ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は1.43ドル下げて75.91ドル。

  ニューヨーク金先物相場は小幅続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.2%安の1オンス=1225.30ドルで終了。月間では7カ月ぶりに上昇している。

  S&P500種構成銘柄の騰落比率は約4対1。決算が大きな動きをもたらした。ゲームソフトのテイクツー・インタラクティブ・ソフトウエアとスポーツ用品メーカーのアンダーアーマーは好決算をはやして上昇。一方、ゼネラル・エレクトリック(GE)は2009年以来の安値に沈んだ。通常取引終了後に決算を発表したフェイスブックは時間外取引で上昇。

  ジョーンズトレーディングのチーフ市場ストラテジスト、マイケル・オローク氏は「最大のリスクは貿易戦争と金利上昇だ」と指摘。「中間選挙については、選挙後に株は普通なら上昇すると楽観視されているようだ。共和党に投票しようが、民主党に投票しようが、株式相場は株式相場の論理で動くだろう」と述べた。

原題:U.S. Stocks Rally to End Volatile Day; Bonds Fall: Markets Wrap(抜粋)
Oil Falls to Two-Month Low as Global Demand Anxiety Intensifies(抜粋)
PRECIOUS: Gold’s Gains Spur Best Month for Miners in Over a Year(抜粋)

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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