【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース

  • フェイスブック決算、GE大幅安、米国籍付与廃止で大統領令
  • 米国株に弱気派と強気派、ドル・円フローに変化

The logo of Facebook Inc. sits on an Apple Inc. iPhone smartphone.

Photographer: Jason Alden/Bloomberg
Photographer: Jason Alden/Bloomberg

米主要株価は反発、ドル・円は一時1ドル=113円台を付けリスクオンの流れとなりました。ボラティリティーの激しい相場が続いています。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン前議長はワシントンでの30日の講演で、市場のボラティリティーは貿易や金利に対する不透明感の表れだと指摘しました。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

注目決算

フェイスブックが通常取引終了後に発表した7-9月決算で、売上高は137.3億ドル(約1兆5500億円)と、市場予想(138億ドル)にわずかに届かなかった。個人情報の不正利用やデータ流出などの問題が依然として業績の重しになっていることが示唆された。ただ1株利益は1.76ドルに拡大。アナリスト予想を大幅に上回った。

泣きっ面に蜂

ゼネラル・エレクトリック(GE)の株価が急落し、一時、2009年4月以来の10ドル割れとなった。電力設備部門で計上した約220億ドル(約2兆4800億円)の費用について米証券取引委員会(SEC)の会計調査が広がっているとの発表が重し。同社は再建策として大幅減配とパワー部門再編を打ち出したが、当局の追及も受けることになる。

大統領令

出生地が米国であれば米国籍を付与する制度を、トランプ米大統領は大統領令によって廃止する計画を明らかにした。移民が入国して出産した子供も全員自動的に米国籍を得るとし、「このような国は世界で米国だけだ」とアクシオス・オン・HBOとのインタビューで発言した。実際にはカナダやメキシコ、ブラジル、アルゼンチンはいずれも米国と同様、国内での出生による市民権取得を認めている。

どちらを信じるか

ウォール街で最も強気な2人がS&P500種株価指数の年末予想を引き下げた。ヤルデニ・リサーチの創業者兼社長エド・ヤルデニ氏は3100から2900に、カナコード・ジェニュイティのストラテジスト、トニー・ドワイヤー氏は3200と予想していたが実現時期を来年に先送りした。一方、JPモルガン・チェースは年末にかけて相場が盛り返す可能性が高いとみている

フローの変化

世界の株式市場が急減な調整局面を迎える中、円の上昇の鈍さが対ドルで際立っている。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジストは日本の輸入企業や直接投資に伴う円売り、年末に向けた米企業のレパトリエーション(自国への資金回帰)のドル買いがドル・円を支えている可能性があるとみており、「こうしたフローがなければ、ドル・円は104-105円に行っていたかもしれない」と語る

その他の注目ニュース
モラー氏がFBIに捜査依頼
米IBM、自社株買いを追加で40億ドル承認
米アップル、アイパッドを大幅刷新

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE