ドイツのインフレ率、6年ぶり高水準の2.4%-景気減速とは裏腹に

ドイツのインフレ率は2012年2月以来の高水準に達した。7-9月(第3四半期)の成長が失速した公算がある中で、金融緩和縮小を準備する欧州中央銀行(ECB)には強弱入り交じる景気のシグナルが送られた格好。

  ドイツ連邦統計局が30日発表した10月の消費者物価指数(CPI)上昇率は、前年同月比で2.4%上昇と、9月の2.2%から加速。ブルームバーグが調査した予想中央値と一致した。

  欧州最大の経済大国であるドイツでインフレ圧力が高まっていることは、12月で債券買い入れを終了するECBの計画を正当化しそうだが、ドイツやユーロ圏全般で経済成長の勢いは鈍っている。この日発表された7-9月のユーロ圏域内総生産(GDP)は前期比わずか0.2%増と、4年ぶりの低成長で、イタリアとフランスの成長率は市場予想を下回った。

  ユーロ圏のインフレ統計は31日に発表される。

原題:German Inflation Hits Six-Year High Even as Economy Falters(抜粋)

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