ユーロ圏:7-9月GDP速報値は4年ぶり低い伸び、景況感も低下

  • 7-9月GDPは前期比0.2%増、市場予想は0.4%増
  • ユーロ圏景況感、1年5カ月ぶり低水準-欧州委員会

ユーロ圏の7-9月(第3四半期)経済成長は市場予想に反して前四半期から減速、約4年ぶりの小幅な伸びとなった。域内景況感も鈍化が長引く可能性を示唆した。

  欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が30日発表した第3四半期域内総生産(GDP)速報値は前期比0.2%増と、増加率は前四半期の半分にとどまった。市場では前四半期と同じ0.4%増が見込まれていた。域内4大経済大国のうちイタリアは前期比でゼロ成長となり、ドイツもゼロ成長が予想されている。

  これとは別に欧州委員会が発表した10月のユーロ圏景況感指数は1年5カ月ぶりの低水準だった。

  欧州中央銀行(ECB)が年末で債券購入を終わらせる計画を堅持しており、ユーロ圏経済は重要な時期に差し掛かっている。ドラギ総裁は先週、ユーロ圏の景気がある程度勢いを失ったことを認めたが、落ち込む方向にはないと言明した。


今回発表値市場予想値前回
フランス GDP0.4%0.5%0.2%
イタリア GDP0.0%0.2%0.2%
ユーロ圏景況感109.8110.0110.9
スペインGDP10月31日発表0.6%0.6%
ドイツGDP11月14日発表n/a0.5%

原題:Euro-Area Economy Cools, Italy Stagnates as Negative Signs Mount(抜粋)

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