Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

株安は投資家の思い違い、認識改善に努める: ドイツ銀の投資銀トップ

  • 「市場の反応の仕方にはがっかりしている」とリッチー氏
  • 「われわれは市場シェアを獲得しており、競争力がある」と同氏
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

ドイツ銀行のガース・リッチー共同副最高経営責任者(CEO)は、困難に直面する投資銀行部門の統括責任者だが、株価が記録的な安値を付けるまで同行の株式を売り込んだ投資家は、思い違いをしていると主張した。

ガース・リッチー氏

写真家:Krisztian Bocsi / Bloomberg

  リッチー氏は、7-9月(第3四半期)としては過去8年で収入が最悪となった先週の決算発表を受けたインタビューで、「フランチャイズは損なわれていない。予見できる将来に欧州ナンバー1の投資銀行であり続けると強く確信している」と語った。

  ドイツ銀は2015年以降で4回目となる抜本改革に取り組んでいるが、クリスティアン・ ゼービングCEOが進める積極的なコスト削減を巡っては、今後収入を増やし、欧米のライバル行の攻勢をかわすドイツ銀の能力に悪影響を及ぼすかどうかという問題を株主は特に懸念している。

  ドイツ銀の7-9月の収入は、法人・投資銀行部門の収入が前年同期比13%、前期比15%それぞれ減少した結果、第3四半期としては10年以来の低い水準となった。債券トレーディングは前期比4%減少したが、リッチー氏によれば、落ち込みは市場平均を下回っており、投資家はこの点に注目すべきだと同氏は指摘。債券業務の責任者を務めるジョン・ピピリス氏の下でビジネスが再び拡大に転じ、来年は株式がこれに続くとの見通しを示した。

  リッチー氏は「フランチャイズの重要分野でわれわれは市場シェアを獲得しており、競争力がある。市場の反応の仕方にはがっかりしている。われわれは自分たちの在り方と仕事にプライドがある」と述べ、市場の認識改善に向けて「懸命に取り組むつもりだ」と言明した。

原題:Deutsche Bank Is Doing Just Fine, Says Its Top Investment Banker(抜粋)

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