米、カタールとイエメン巡りサウジへの圧力強める-関係者

  • トランプ政権はサウジがカタール孤立戦略を撤回するのを望む
  • トランプ氏は当初、カタールに関するサウジの主張に同調していた

米国はサウジアラビアに対し、カタールを政治・経済的に孤立させる戦略を撤回するよう一段の圧力を加えている。事情に詳しい関係者3人が明らかにした。サウジは依然、ジャーナリストのジャマル・カショギ氏殺害で果たした役割を巡り国際社会から批判を受けている。

  トランプ大統領は先週、ハスペル中央情報局(CIA)長官から報告を受けて以来、カショギ氏殺害におけるサウジの役割についてほとんど言及していない。しかし、米当局者が匿名で語ったところでは、米政権はサウジがカタール危機を解決するほか、同じく国際的に批判されているイエメン内戦への関与についても取りやめることを望んでいる。

  カショギ氏の事件の前から米国はカタール危機とイエメン内戦を巡り難しい立場に陥っていた。カタールは重要な米軍基地を抱える米国の同盟国であり、ティラーソン前国務長官は危機解決に向け幾度も交渉を試みたが失敗に終わっていた。トランプ大統領は当初、カタールがテロリストを支援しているとのサウジの主張に同調していたが、その後、柔軟な姿勢に転じた。

  米国がカタールとイエメン内戦を巡り圧力を強めたかどうかについて、ワシントンのサウジ大使館当局者とホワイトハウスの広報スタッフにコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

原題:U.S. Is Said to Boost Pressure on Saudi Arabia Over Qatar, Yemen(抜粋)

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