イタリア、銀行支援の選択肢を模索ー国債値下がりが銀行に圧力

イタリアのポピュリスト政権指導者らは、予算案を巡る欧州連合(EU)との対立の中で市場圧力が高まった場合に国内銀行を守る方法を集中的に検討している。

  銀行が保有するイタリア国債の価値下落のために資本増強が必要になった場合の支援方法の選択肢の検討を、コンテ首相が政府機関に要請したと、イタリア紙コリエレ・デラ・セラが29日報じた。

サルビーニ、コンテ、ディマイオ氏

フォトグラファー:Filippo Monteforte / AFP via Getty Images

  連立政権を構成する同盟と五つ星運動をそれぞれ率いるサルビーニ、ディマイオ両副首相は週末に会談しイタリアの経済と予算、銀行について協議したとサルビーニ氏の報道官が述べた。

  イタリア政府は景気支援および連立与党の選挙公約実践のために来年の歳出を増やそうとしているが、公的債務が既に国内総生産(GDP)の130%を超える同国の支出拡大計画は資金コストを増大させ、国内銀行システムに圧力がかっている。

  コリエレ紙によると、銀行支援策の選択肢には休眠口座の活用や銀行預金に対する政府保証の発動が含まれている。

原題:Italy Studies Bank Options Amid Relief From Rating Decision (2)(抜粋)

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